株式会社大高商事

大高商事とは。

ビルメンテナンス(環境衛生管理)

 総合ビルメンテナンス業を中心に、警備業や人材派遣業務請負を行っています。
 会社設立は、今から45年前の昭和40年です。創業する以前、私は東京の建設会社に現場監督として勤めていましたが、家電メーカーに勤務していた兄と「資金や人手が無くても自分達でできることで会社を興そう」「人が嫌がる仕事をやろう」と思い立ち、二人で脱サラしてビル管理会社「大高商事」を宇都宮市戸祭元町に立ち上げました。昭和39年の東京オリンピック開催をきっかけとした、木造から鉄筋コンクリートのビル建築への大きな移り変わりを建設現場で目の当たりにし、将来性を見込んでこの業種に決めました。

保存庫「快蔵くん」開発のきっかけは。

保存庫「快蔵くん」

 私は、ビルメンテナンス業を「生命産業」と位置付けています。ビルを利用する多数の人々の健康維持のため、快適なビル環境が必要であり、良好な室内環境の提供が私達ビルメンテナンス業者の最大の目的でもあります。その前段階として、農産物の鮮度維持保存庫「快蔵くん」の開発に取り組みました。
 冷蔵庫をビルに例えると、保存する野菜は人のようなものです。庫内の農産物の鮮度維持、これはビルメンテナンス業と同じです。
 一方、生鮮農産物の3割は、鮮度劣化のため流通中に廃棄されると言われ、食品の鮮度を保ち、「食の安心・安全の実現」と食料問題の解決に寄与したいと考えています。

産学連携のきっかけは。

代表取締役社長 高橋和夫さん

 きっかけは、「快蔵くん」の共同研究です。最初は、自分で研究室を作ろうと考え、宇都宮大学に相談に行きました。農学部で手が空いている学生を探し、その学生と研究室を作り「快蔵くん」の開発を行うつもりでした。当時は、ちょうど大学が産学連携を推進し始めた時期でしたので、相談した窓口で産学連携や共同研究の話を聞き、農学部の志賀教授を紹介していただき、農産物の保存に関する指導を受けました。
 その後、保存に最適な環境を実現させるために、工学部の西田教授(現名誉教授)とプラズマ殺菌装置、長澤教授とOHラジカル発生器「いきいきくん」の共同研究を行い、保存庫の開発を進めました。

今後の事業展開について。

 CO2削減に向けた事業を検討しています。私どもの基本方針は「ビルの快適な室内環境の提供」ですが、それを提供するための空調も照明もCO2を排出してしまいます。まだ想像の域を出ないのですが、北極や上空の冷たい空気と赤道直下の温かい空気を活用した冷暖房の開発を考えています。
 保存に関しては、「快蔵くん」を魚の保存技術に応用することを検討しています。更に、今後は保存だけに留まらず生産者支援を進めます。生産から販売までを生産者が自分達でできるシステムづくりのお手伝いが出来ればと思います。

商 号 株式会社大高商事
設 立 昭和40年10月9日
資本金 3億円
年 商 30億円
本 社 〒320-0075 栃木県宇都宮市宝木本町1474番地5
TEL 028-665-1911㈹
支店・営業所 東京支店・東京営業所、仙台支店・仙台営業所、
       福島営業所、群馬営業所、小山支店・小山営業所、
       真岡営業所、今市営業所、鬼怒川営業所、県北営業所、
       県南営業所
従業員数 1500名
URL http://www.daikoh.net

株式会社大高商事

〒320-0075 栃木県宇都宮市宝木本町1474番地5
TEL 028-665-1911㈹ FAX 028-665-1919
URL http://www.daikoh.net


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